1954-05-30 第19回国会 参議院 建設委員会 第45号
併しながら現在政府は一応さつき請願者から御説明があつたように、二十七年四月の補償要綱で示された一応の例がありますが、これでは不十分なんです。第一に抜本的にこの問題を解決するにはどうしても補償というものを立法化して、誰でも安心して自分の財産なり何なり提供するという形がなければ、これはその単なる土地収用法の改正のみではこれは目的は達せられないと思う。
併しながら現在政府は一応さつき請願者から御説明があつたように、二十七年四月の補償要綱で示された一応の例がありますが、これでは不十分なんです。第一に抜本的にこの問題を解決するにはどうしても補償というものを立法化して、誰でも安心して自分の財産なり何なり提供するという形がなければ、これはその単なる土地収用法の改正のみではこれは目的は達せられないと思う。
こういう意味でさつき請願にもありましたようなこの審議會とか或いは委員會とかいうようなものも作つて、各省の間にあります觀光事業關係の仕事を調整統一を圖ると共に、その根本方策を早く樹立して頂く。そうして資金とか資材とか、こういうものとも睨み合わして速やかにこれを實行に移して行くと、こういうことに私は考えておるのでありますが、先程御説明も足りなかつたと思いますので、ちよつと補足して申上げて置きます。
それからさつき請願に對する小委員會を設けることの御承認を得ましたが、これを二組ぐらいに分けますか。或いは人數は何人ぐらいにしますか。一應委員會に諮つて決定して頂きたいと思います。やはり二組ぐらいに分けますか。二組ぐらいに分けて、委員は五人か七人か。